★ああ・・・なんと言うことですか?! 想像もしてなかったけれど、わがスキー界はそんなにも深刻な不況になっていたんですね!
▼確かにスポーツの世界は多様化が進んでいますし、他種目と同様にスキー人口も激減したため購読者は減る一方だったことでしょう。出版業界は栄衰の激しい業界で、SJ誌はその中でも健闘していた方なのでしょうね。
▼また一つ、昭和が遠くなりますね。 われわれオールドスキーヤーの青春期を飾った、華やかな情報誌でした。
▼SJ誌は、「SAJ教育部の宣伝誌的な存在」でもありました。永年の基礎スキー界の「今年のトレンド技法」流布媒体として読まれ・・・あの「自然で楽なスキー・・・の破綻」でトレンド商法が終わり、スキー技法の基本帰り(トレンドなし)に伴なって一層購読者離れが進んだのでしょうね。
▼嬬恋から北に、白い横手山や万座・白根の山々を望む
★思えば・・・最初(昭和20~30年代)は、スキー関係は登山技術の一つとして山岳誌に掲載されており、朋文堂や山と渓谷社の記事や出版書で、猪谷六合雄・三浦敬三さんなどの技術書を読んでいたものです。その後冬樹社がSJを発行してから51年、もっと長く続いて欲しかった専門誌ですね。