◆高齢者(65歳以上)人口がまた増えました。総人口に占める割合は29%で過去最高!世界的にも2位のイタリアが23.6%、3位のポルトガルが23.1%と5ポイント以上の開きがあり断然トップの状況です。そしてこの傾向は当分続き、2040年には35.3%になってしまうようです。これはいいことなのでしょうか? 実は困ったことになりはしませんか?            IMG_1165
◆こうして元気な年寄りが増えているので、当然働く人も増え、就業者全体に占める割合は13.6%にもなっています。 ◆働けるうちは働いた方がいいのですが、でも働けるのはやはりせいぜい70台中半が限度で、その後は働きたくても病気がちになり、体力も落ちて働けない老後生活が始まります。これが健康寿命の限度(男72歳、女75歳くらい)なのです。
◆最近は65歳以上の人が3640万人もいて、そのう4人に一人は働いているそうですが、その4人のうちの残り3人は、働きたくても働けない・病気がちで体力の落ちた老人達ばかり、それが現実です。
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◆そしてもう一つの話題
100歳以上のお達者老人が年々増えて、今では全国で86510人にもなっているそうです。わずか40年前、昭和末期には滅多にいない百歳者が、今ではどの街にも数人はいる時代になりました。杉さんのクラブ「巣鴨朋友会」の長老・山中紀久夫氏も102歳でお元気です。
◆やはり要点は、ただ高齢者が増えるのは困ったことで、寝たきり老人を増やさず、健康な老人を如何に増やすかが重要です。私たちが60代から心身の健康づくりのため「極楽スキー研究会」を立上げたのも、その点に気づいての心がけでしたね。 さて、健康寿命も平均寿命もトウに過ぎたら、もういつお迎えが来ても不思議じゃない! ではどうする? 君は? 貴女は? ひとつヒントを上げましょうか・・・それは自分の好きなこと、得意なことをやり続けることです。そしてそれを通じて人のお世話をし、忙しく暮らすことです。 あぁやっぱり楽隠居はできませんね!